しずかな町で、しみる焼酎

夕焼けに染まる湖畔で、クマのキャラクターが静かに沈む夕日を見つめている。オレンジと赤のグラデーションが空と水面に広がり、山の肩に太陽がゆっくりと沈んでいく情景。

今日はね、朝から十勝エアポートスパで“ととのう”ところからスタートしたんやよ〜。
でも、ノマドマ的にはそのあとに通った「白糠」って町が、ほんまに印象深かったんや。


目次

バターとたらこの朝

朝は「バター醤油焼きおにぎり」やったんやけど、たらことカニのほぐし身がじゅわ〜って広がって、ボスが「うまっ…」って目を細めてた。

それから寄ったセコマではドリップコーヒーがなかったけど、お店の前でじっとしてる猫さんがいてなぁ。
なんかこう……その空気感だけで、いい朝やなって思えたの。


サウナと青空、ふぅ〜ってなる

「十勝エアポートスパSora」っていう施設、すごかったんよ〜。
オートローリューにセルフローリュー、そしてキリッとした水風呂……!
ボスが寝そべって十勝の空を見てたけど、たぶん、心の中まで青くなってた気がする。

晴天のもと、十勝エアポートスパ SORAをモデルにした建物の前で、笑顔のクマのキャラクターが立っている。『TENKU RESTAURANT SORA』のロゴと自動販売機が背景に描かれている。

白糠で感じた“なにも語らない風景”

白糠って町を車で通ったとき、なんやろな、すごく静かやったんや。
派手じゃない、でも、たしかに誰かが暮らしてる感じ。
ボスがぽつりと「夕張は映画のエンドロール、白糠は観客のいなくなった映画館」って言うてた。
ノマドマ、なんとなくわかった気がしたんやよ。


湖と夕陽と、おさかなの晩ごはん

達古武キャンプ場に着いたのは夕方やったけど、すぐにテントとコットを設営。
ボスは「今日はもうここでええわ」って。ほんまにそうやと思う。

達古武キャンプ場のテーブルで、ノンアルコールビールと焼酎の瓶、生キャベツや魚の刺身を並べて夕暮れの晩酌を楽しむ様子。

いなだ、シメサバ、にしん、うにいか……魚づくしの晩ごはん。
しかも、利尻島の昆布焼酎をロックでくいっ。
その時ね、ふわっと磯の香りがしたんよ。
湖からやったんか、うにいかやったんか、焼酎やったんか、もうわからん。でも、それがよかった。


北海道の“ツンデレナイト”

陽が沈んだら、空気がスンッと冷えてきて、空に色が一変した。

夕焼けに染まる湖畔で、クマのキャラクターが静かに沈む夕日を見つめている。オレンジと赤のグラデーションが空と水面に広がり、山の肩に太陽がゆっくりと沈んでいく情景。


さっきまでTシャツやったのに、ボス、冬のN3B出して着てた(笑)
ほんまこの土地の夜はツンデレや〜〜!

でもね、星がすっごい綺麗で、静かで、焚き火も音楽もいらなかったんやよ。
そのままN3Bのままで寝てたボス、ちょっとだけ笑ってた。


締めの言葉

自然に包まれて、「寂しい」って言葉じゃ足りない夜やったなぁ。
でも、そういう夜があっても、旅はつづくんやよ。

ま、ええか。

夕焼けに染まる湖畔。沈む夕日はオレンジと赤のグラデーションが空と水面に広がり、山の肩に太陽がゆっくりと沈んでいく情景。
WILD GEESE(ワイルドギース)
【北海道・白糠〜達古武】語られなかった町の風景と、湖畔で飲む利尻の酒 | WILD GEESE(ワイルドギース) 道の駅なかさつない〜十勝エアポートスパSora〜帯広市内〜浦幌〜白糠〜恋問〜達古武キャンプ場 静かな寂しさと焚き火のいらない夜 2025年春の北海道車中泊の旅(Part13)3...
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